PC・Windows・周辺機器

WindowsのサインインPINを忘れたときのリセット手順

Windowsのサインイン画面でPINを忘れた場合に、Microsoftアカウントとローカルアカウントを区別し、パスワードや秘密の質問で安全にサインインを復旧する手順を説明します。

要点

まずサインイン画面の「PINを忘れた場合」が表示されるか確認します。Microsoftアカウントなら本人確認後にPINを作り直し、表示されない場合は「サインイン オプション」からパスワードへ切り替えます。

WindowsのサインインPINを忘れたときは、端末のPINとMicrosoftアカウントのパスワードを混同しないことが出発点です。サインイン画面に**「PINを忘れた場合」があればMicrosoftアカウントの本人確認へ進み、なければ「サインイン オプション」**からパスワード入力へ切り替えます。

PINはその端末へ入るための情報で、Microsoftアカウントのパスワードとは別物です。思いつく数字を繰り返すより、画面に出ているアカウント名と選択肢を記録して、該当する分岐だけを使ってください。

最初にアカウントと表示を見分ける

サインイン画面で対象ユーザーを選び、PIN入力欄の下を確認します。複数のユーザーが登録されているPCでは、直したいアカウントを先に選びます。

  • 「PINを忘れた場合」がある:MicrosoftアカウントのPINリセットへ進む
  • 「PINを忘れた場合」がない:「サインイン オプション」を開き、鍵またはパスワードの入力方法を選ぶ
  • メールアドレス形式のユーザー名:Microsoftアカウントである可能性が高い
  • ユーザー名だけが表示される:ローカルアカウントの可能性がある
  • 会社・学校名が出る管理PC:組織のIT担当へ確認する

この時点で、BitLockerの青い回復画面に48桁のキーを求められているなら、PINリセットの問題ではありません。別のBitLocker回復キー手順へ切り替えます。

「PINを忘れた場合」から作り直す

Microsoftの現行案内では、サインインしていない状態でも、Microsoftアカウントならサインイン画面からPINをリセットできます。

  1. PIN入力欄の下にある「PINを忘れた場合」を選びます。
  2. 表示されたMicrosoftアカウントが自分のものか確認します。
  3. 画面の案内に従い、アカウントの本人確認を完了します。
  4. 新しいPINを設定し、確認入力します。
  5. 新しいPINでWindowsへサインインします。

本人確認コード、Microsoftアカウントのパスワード、新しいPINは、第三者へ画面共有したり、検索結果から開いた非公式サイトへ入力したりしません。本人確認先が現在使えないメールアドレスや電話番号なら、推測で先へ進まずMicrosoft公式のアカウント回復へ切り替えます。

「PINを忘れた場合」がないときはパスワードを使う

この選択肢はローカルアカウントでは利用できません。また、Microsoftアカウントでも画面に出ない場合があります。そのときは「サインイン オプション」を選び、パスワードのアイコンへ切り替えて、アカウントのパスワードでサインインします。

Windowsへ入れたら、次の順でPINを再設定します。

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「アカウント」→「サインイン オプション」へ進みます。
  3. 「PIN(Windows Hello)」を開きます。
  4. 現在のPINが分かるなら「PINの変更」を選びます。
  5. 現在のPINも分からないなら「PINを忘れた場合」を選び、本人確認後に作り直します。

「PINの変更」は古いPINの入力が必要です。忘れた状態でこの項目を何度も試さず、「PINを忘れた場合」と使い分けます。

パスワードも分からない場合の分岐

Microsoftアカウントなら、サインイン画面の「パスワードを忘れた場合」、利用できる環境では「Webサインイン」、または別端末のMicrosoft公式パスワードリセットから先にパスワードを復旧します。復旧したパスワードで本人確認できた後にPINを作り直します。

ローカルアカウントでは、パスワード入力を選び、入力失敗後に表示される「パスワードのリセット」から、アカウント作成時に設定した秘密の質問へ回答します。以前作成したパスワードリセットディスクがある場合だけ、その正規のディスクを使います。

会社・学校の管理PC、秘密の質問へ回答できないローカルアカウント、回復先を利用できないMicrosoftアカウントでは、初期化へ急いで進まないでください。Microsoft Supportは、担当者がパスワードリセットリンクを送ったり、アカウント情報へアクセスして変更したりすることはできないと案内しています。個人PCはMicrosoft公式のサインインヘルパーまたはPCメーカー、管理PCはIT担当が次の窓口です。

解決したことを確認して残す情報

完了の証拠は、新しいPINまたは復旧したパスワードで対象アカウントへ入り、デスクトップと必要なファイルを開けたことです。別ユーザーへ入れただけでは解決ではありません。

問い合わせが必要なら、PINやパスワードそのものではなく、PC名、Windowsの表示言語、対象アカウントの種類、画面に出た選択肢、エラー文、最後に成功した日時を残します。サインイン後は「設定」→「アカウント」→「サインイン オプション」でPINの状態を確認し、回復用メールアドレスや電話番号もMicrosoftアカウントの公式画面で最新か見直してください。

確認に使用した情報

公式情報

画面や制度は変更されることがあります。上記の手順は次の一次情報と照合し、最終確認日を表示しています。